水間鉄道は、水間寺への参詣電車として大正15年1月30日、貝塚~水間間に全線開通した単線の鉄道です。 以来、貝塚市民の通勤・通学の足として親しまれ、現在は1日平均約7,000人を運んでいます。南海や阪急などの大規模な鉄道に比べれば、水間鉄道は全長5.5キロメートルと小規模ですが、大正始めの計画当時としてはへんぴな土地に鉄道を敷くということで夢のような話だったそうです。 熱い志の先人たちが鉄道敷設の免許取得から資金調達や用地買収などに東奔西走し、貝塚市の発展の礎を築いてきた歴史があります。