江戸時代より、「城下町・岸和田」の商業の中心地として栄えた紀州街道には、写真にあるお寺のほか、本瓦葺き・つし二階・出格子に代表される町家型住宅が連続して立地し、岸和田の歴史と文化を色濃く感じさせる景観となっています。また、岸和田城の堀ごしからも、歴史の風情を感じられる美しい瓦屋根のまちなみを見ることができます。堀の水面にスイレンが一斉に咲き誇る時期には、写生や写真撮影に多くの人々が来訪され、四季折々の趣と親しみを感じることができます。